2024/07/02 (火) 01:29:20

[おしらす]

クララズという一人ユニットで歌を歌っています。

▼NEW リリース!!!▼
2018年5月2日(水) 全国発売
1stミニアルバム『海が見えたら』
7曲入り / 1500円(+税)


→くわしく

▼これからのライブ▼ →ご予約やお問い合わせ

■7月14日(土) 京都Livehouse nano ※バンド編成
クララズ&Kailios W Release Festival
『Alternative Sea』
Kailios/クララズ/村島洋一/フライデイフライデー/CAMECALM
開場17:30 開演18:00
前売2000円 当日2500円 +1Drink

■7月15日(日) 大阪 梅田HARDRAIN ※バンド編成
クララズ/アフターアワーズ/いちやなぎ/Transit My Youth/ダイバーキリン
前売2000円 当日2500円 +1Drink
 
 →これまでのライブ

▼シングルCD『コンコース』、発売中!▼
(前作『ブレンド』、ライブ会場にてCD-Rで販売。)
▼お取り扱い店
ペットサウンズレコード(東京)
モナレコード(東京・オンラインショップ)
THIS TIME RECORDS オンラインストア


「エアメール」MV


「コンコース」MV
Trackback(-) comment (2) | クララズ
2024/05/26 (日) 03:18:49

ライブ映像

クララズ「Just Coffee For Now !」Live at 下北沢 mona records



2017/04/30(sun) 下北沢mona records
クララズ presents『メリメロサンデー』
【出演】
Kailios(京都) / クララズ / HeatMiser / ((the submariners)) / DJ:レコード水越


撮影: かっちゃん/アダチヨウスケ
編集: アダチヨウスケ
Trackback(-) comment (0) | クララズ
2018/06/18 (月) 22:42:10

インサイド

6月17日

東北新幹線が停電した影響により、運転再開を待つ人々が東京駅に溢れていた。

私はオフザケすることが好きなんだけど
10人中10人には「わたしはオフザケがだーいすきでーす!」という態度を見せることはできないみたいだ。
ただ、その中に同類オフザケ好きが居るとわかると、
硬派を装った表皮がぴらっと剥がれて
全開で相手とふざけ合う。
しかし、そうは出来ない相手や場面はたくさんあり、
そのフラストレーションが溜まると
案外これはかなりのストレスだなあということに気づく。
たいていのオフザケ好きの大人がそうなのか?


もうなんならはじめから内に秘めたものを相手に見せて
「クララさんはこういう人だからな。いつものことだ。」
と思ってもらえれば、
エセ方言や一昔前のギャル語や2ちゃん用語をナチュラルに発したり、洋画や洋ドラマでよく見る"さぁ?"のリアクションをしたり、できるのになぁ。
ちなみに音楽をやっていくうちに出会った人にはそういうのを平気で見せられる人が多く、
だから、糸を張った心がほぐれていくようだよ。

 
Trackback(-) comment (0) | 日常
2018/06/14 (木) 01:43:43

金沢ユース2

4月1日

遅めの朝ご飯をとるべく喫茶店チャルダに入った。
感じのいいマスターが、どうぞと席へ促した。
いくつかの水槽と、電話機はないもののテレフォンボックスがあった。相当昔からあるお店だと思う。
トーストとホットミルクを頂いた。


帰りがけ、マッチはありませんかと訊いたところ、
あるにはあるが、お店には置いていないとのことだった。
大抵は、「もうマッチは店にないんですわぁ、昔はありましたけどね。」「そうですか、ありがとうございます」で終わるところ、マスターが次から次へと色んなお話をしてくれた。

マッチがあるのになぜ店に置いていないのかというと、
誰もが予想する通り、需要が減ったから。
マスターが体感したその感じというのは、
マッチを出してもお客さんが数本だけ使って、テーブルに置いて帰る。
箱ではなくブックマッチなのか知らないが、
お店としては、数本減ったマッチを新しいお客さんに使い回して出すわけにはいかないから、
マッチを出さなくなったのだとか。
今度は、マッチの代わりに100円ライターを置く(貸す)ようになった。
すると、このライターにしてからは多くの人がそれを持ち帰るようになった。
貸すはずものが、どんどんなくなってゆくとのことで、
今度は、100円ライター置きというのがあって、それをテーブルに設置し始めた。
そうすると、置き場があることにより、お客さんに"お店のライター"ということを認識させるのか
持ち帰る人は減ったという。
マスターによる、消費者心理の観察が面白く、聞き入ってしまった。

「だからたくさん余ったマッチは捨てようかどうか迷って、家で仏壇とか火つけるときに使ってますわ。」
「はぁ。もったいないです、捨てないでください!私みたいなコレクターが居るんですよ。」

するとマスターは、有名なお笑いコンビの名前を出した。
その片方の方が喫茶店好きで、
チャルダに来店したときにマッチが欲しいと仰って、しかし置いていなかったから出せなかった。

「まぁそんな方もおりましたわ。でもそれ以降ガツンとした出来事(マッチを欲しがる人)がないから未だ置いてないですけどね。笑」

そこから、布おしぼり→紙おしぼりを出すことになった話や、
領収書とかの話になった。
マスター、私はそろそろ…と次第に思い始めたところで、次のお客が入ってきた。

「そういうわけで、次来たときにはマッチ置いてあるようにしますわ。」

マスターは笑顔でそう言って、お客の席へ向かって行った。




まだ11時の話です。書き続けます。
カイロスのメンバーと金沢をぷらぷらすることにした。
広大で、道の入り組んだ市場でどうやって合流できるだろうかと思いながら、道もわからずなんとなく吸い込まれるように右折したら、そこは昨夜のメロメロポッチへ行く道だった。

そしたら、ちかぶーから「メロポチの近くに着きました」と連絡が来た。
ちょうどみんなここに吸い寄せられたのが面白い。
磁力でも働いているのか。
フジさんとちかぶーと合流した。

「海鮮丼これから食いに行くんやけど。」
「私さっきトースト食べたばっかなんですよ。でも小さいのがあれば食べたいな。」

プチ海鮮丼なるものが存在する店を見つけた。
混まないうちにお店に入り込み、カウンター席に3人並んだ。
市場のどこにでもありそうな新しげな佇まいの店だったから、フ〜ンと思っていたのに、
出て来た海鮮丼は白身も赤見も海老もイクラも金箔ものっていて、さすが、すばらしく美味しかった…
見上げるとテレビがついていて、
北陸地方が拡大された天気予報図が表示されていた。
そういえば、旅先でテレビってあんまり観ない。
フジさんが「もっとローカルなCMとか流れへんかな」と言ってみんなで期待していたけれど
確かにそういうので遠くに来たことを感じるのもいいな。


お店を出て、フジさんとちかぶーは
デザートに、さらに何かの海鮮を食べるつもりでいた。
私にはもう別腹の余地もない、腹いっぱいだった。
その場で食べれる魚やさんで、空き容量のある2人が、のどぐろ炙りと海老と牡蠣を注文。
のどぐろが来たら、めっちゃ食べたくなった。
私はいっすよ、とは言ったものの、物欲しげな目でのどぐろ炙りを見ていたら
1切れわけてくれた。ありがてぇ…!!

「(昨日の主催者)大谷さん、どこに泊まってるんですかね。車中泊かな。」
「なー。…あれ、あれ大谷くんとちゃう?」

フジさんが発見した。
嘘だろうと思ったら、駐車場から大谷さんが出て来た。
テレビの仕込み・漫画かよ!
一緒に歩きながら、カイロスメンバーの全員と合流した。

大谷さんは、ゆうべ、やまもメンズと朝まで祭りを続けていたそうな。
遊ぶ余力が残っていなかったため、メロポチの近くで
見送られた。
大谷さん、まじでサンキュー!



カイロスカーに乗り込み、兼六園を目指した。
香林坊の大通りには、ヴィトンやらユナイテッドアロウズやらの気合いの入った店たちが
東京の表参道のように並んでいた。
そこを兼六園方面に曲がると、桜並木と提灯がずっと先まで続いていて、
道は混んでいるものの、圧巻の景色が広がっていた。
みんなで見るからより美しいものがあるな。


どこの駐車場もP満。
鈴なりに連なった車だらけの車道。
反対車線の車が、詰まった列からたまらず逆走発車し、ついでに後ろからも、もう一台が便乗発車していた。
私たちは、地元在住ふーちゃんにおすすめされた裏技駐車スペースに入った。
ちょうど1つだけスペースが空いていて、すばらしいタイミングだった。


さあ兼六園で花を見るぞ!
なんてったって、桜開花に合わせた無料開放!
混んでいるけれど、無料で入れるんなら、ちょっとでも行っておきたい。
兼六園のお客が過剰に多いのは、こういうことを考えている我々みたいな人らが寄せるように集まっているからだろう。
「このあと、ふーちゃんとの面会時間があるので、短縮コースでいきます。」と乙川リーダー。


兼六園は観光地としてメジャーすぎてあまり興味を持っていなかったけれど、
足を踏み入れて、メジャーになるなりの凄さがわかった。
この広大な庭には
ものすごい樹齢の木々が平然とたくさん立っているんだな。
どれを見ても立派である。
全体を見渡しても、広大な池、周辺の街の景色が見えてきれいだった。


金沢市に住むふーちゃんに会うため、また車をとばす。
連れて行かれるがまま、いつの間にか川を越えるようになり、見たことのない景色の場所へ来た。
そこは、ひがし茶屋街のあたりだった。
趣味の良さそうな店が多い。
通りかかった自転車屋さんは、明るい顔した人たちが集まっており、柴犬も居た。
「犬がいる。良い店感がすごいな」
と言いながら車から眺めて通り過ぎた。


なんだか惹かれる窓の装飾の店があって、そこがふーちゃんとお茶をする店だと聞いた。
しかし入ってみたら、パンや雑貨、お花の展示があって、今日はカフェ営業をしていないとのことだった。
良い柄のブックカバーがあったから、買っちゃった。
ちかぶーも同じものに惹かれていた。
ふーちゃんがサラリと合流していた。
私と背丈が全く一緒ぐらいの、小柄な女性だった。


別のカフェに行くことになって、歩いて川を渡った。
それはリバーサイドにあるOTABAというカフェだった。
向かいには、良い佇まいのコーヒー屋さんがある。
川を眺めてみると、きれいな緑色をしていた。
汚いんだかキレイなんだかわからなかった。
全然透き通っていないんだけど、東京の川なんて変な匂いがするからなぁ。
この川は無臭だし、緑というだけで、東京のよりは良いだろうと思った。



カフェの2階に靴を脱いで上がると、
広々とした空間に椅子とテーブルが並んでいた。
すごく開放的だった。
エルダーフラワーソーダっつーのを飲む。
初めて飲む!良い匂いで美味しい。
いま思い出して飲みたくなるくらいだ。


みんなはソフトクリームとかスムージーとか味わっていた。
いしんさんの昨日のギターのパフォーマンスについて尋ねた。
真似したくなるような奏法だったから。
有名な海外の誰かのマネをしたのかなと予想して聞いた。
いしんさんがヨーロッパ大陸、アメリカ大陸を放浪をしている間、カナダでそれをやっているバンドが居たという。
ライブバーかなにかで演奏していたおっちゃんバンドの映像をみせてくれた。
本当だ。ときどき、ギターの人があの奏法をやっていて
そのたびにギャーン!とギターが叫んでいる。
これは良いところから仕入れたパフォーマンスだなぁと思った。


Kailiosは、明日新しいミュージックビデオを公開する。
私は、さっき車の中でそれを知って、「観たい」とリクエストした。
しばらく経ち、このカフェに着いてから乙川さんがスマホ内でその映像データを見つけてくれた。
せっかくだけれど、気が変わり、「観るのは明日にとっておきます」と言った。
明日発表されるワクワクは、東京に帰ってきたときまでとっておきたいと思ったからだった。


私には、新幹線の時間が刻々と迫っていた。
みんなももっとまったりしそうだし、さてどうやって移動するかなと考えていたところ、
乙川さんが、みんなをカフェにステイさせて、車を出してくれた…
ほんとうにいつもカイロスカーにはお世話になっている。

「なに言ってんすかー、持ちつ持たれつですよー。」

そうだなあ。
私は本当に彼らが好きだな。



金沢駅に着いて、お土産を急いで買って、
自分用に新幹線の中で食べるケーキを1つ買った。
迷いに迷って、いちごのタルト。
美味しそうだったってのもあるけど、昨日みんなでつついたさくらのタルトを思い出したかったんだ…
ノスタルジックすぎる(笑)


北陸新幹線E7系、かがやきに乗車した。
ただでさえ席間を広く感じさせるような車内には大きな荷物置き場も設置されていて良いな。
スキー客のためでもあるかもしれない。
ギターを置いて、マジックテープでくくりつけた。
さようなら、金沢市。

この駅の近くには、タワーレコードがあった。
実際に入店はしていないが、私のCDはちょこんとでも置いてもらえるのだろうか。
そうでなくても、次にここへ来たときには、
クララズのことを知っている人が、少しでも増えていてほしい…

私は遠征先の街、呼んでくれている人に甘えてばかりだ。
自分の力だけでたくさんのお客さんをまだ呼べていないでいる。
CDを発売したら、変わるのかな。
変わらないということはないけれど、それだけでは大きく変わらないのだ。
たぶん、多く足を運んで良いライブをすることが一番だと思う。
一抹の願いや目標を思いながら、金沢市が左に流れてゆく車窓を眺めていた。


富山、糸魚川…日本海も見えた。
海が見れてよかった!やはり吸い込まれてしまうな。
日本海は、距離によって、青、薄い青の層を見せてくれて
とても美しかった。
長野県のあたりにさしかかっても山の景色が目を離さない。
特に、上田駅は面白かった。
地形というのか街に段差があったり、こいのぼりが既にはためいていたりして
ほかにも説明のしようがない面白さがあった。
ここでも桜がまばらに咲いていた。


3時間ほどして、新幹線は上野に着いた。
久しぶりに降りた上野駅の新幹線ホームやコンコース。
改めて歩くと、都内の新幹線の駅にしては、
地方の駅みたく無駄に広いスペースがあることがわかる。
椅子をたくさん設置するだとか、商業的にそこを利用するっていうのがないことに
趣を残してくれているんだろうか、と思わせるところに好感を持てた。
北へ(から)の玄関口とも言われている上野駅は、上野駅であってほしい。



金沢で自分で演奏しに行って考えたのは
地方のライブ・音楽シーンの在り方、立ち位置だった。
もちろん今回のtsumuguにはたくさんお客さんが来て盛り上がったけれど。
ゲストハウスや喫茶店の店主が、
「楽器を持った人がいっぱい歩いてたけど、なにかあるの?」
と私に訊ねていたように、そういったことは
街では珍しいことなんだなぁと認識した。
今まで沖縄とか広島とか行ったけれど…
インターネット使ってると、音楽が好きな人(良い音楽を自分で探ったり辿ったりするような人)っていーっぱい居るんだって思うけど、
それぞれの地方に行ってみたらポツポツとしているもんなんだ。
だけど大谷さんも、それを考えている。
ほかのバンドも、考えている。
一緒に考えてくれる人は居る。手で探るしかないのだ。

 
Trackback(-) comment (0) | 旅行記・散歩記
2018/06/14 (木) 01:26:00

金沢ユース

3月31日

朝6時台、夜行バスで金沢駅に到着。
ほとんど眠れていない。
肌寒いどころではなく、ヒンヤリしている石川県。
桜の開花はまばらに見えた。
東京の桜のピークを見たあとに、これから始まる開花の可能性…
これはもしかして、かなり美味しい思いをするかもしれない。


バスで近江町市場の近くにワープした。
泊まるゲストハウスを見つけると、向かいにある黒門前緑地というところに満開の桜の木が立っていた。花の美しさが一番よく映えるのは、真っ青な空が背景にあることだと知った。きっと、誰がどの機器を使っても、美しく写真におさめることができる。


甘い物が飲みたい気分だった。
市場に面した金澤家珈琲には、加賀棒茶ラテなるものがある。
ほうじ茶の、カフェインが少ないバージョン。カフェインに弱いわたくしには最高!
店内の簡単なカウンター席に座って、東京の人に手紙を書いた。
まだ何も始まっていないから土産話もなにもないが、何か面白いことはこれから起こるだろう。
手紙を書き終えて、砂糖を加えた棒茶ラテの紙コップを持って、
そのまま金沢城公園へ向かった。



この公園はお城の跡地である。
「トンビに注意!」「イノシシ出没注意!」の紙が貼ってある門を通ったあと、さっそく心が震えた。
桜が咲いた木々が植えられた芝生と、
道を挟んだ対岸には、なんにも植えられていない広大な芝生。
豊島美術館を思い出すような凹凸と、なにもなさだった。
さらにその先には、雪がまだ残った山々が見えた。
普段、山が見えないところで生活していると、そういうのに単純にテンションがあがる。
ここはもしかして、21世紀美術館より美術館なんじゃないか…?
(実は21美に行ったことがありません)
おまけに人も少なくて快適。


桜の細い木の下に腰をかけて、その美術館(芝生)+山の景色をぼーっと眺めた。
上を見上げると、真っ青な空にくっきりと存在感を放つ桜の花が見れる。
私の間隣に、同じように木にもたれるように腰掛ける
外国人年上女性がいた。
思わず、どこから来たのと声をかけてしまいたくなるような気分だった。
こんなに良い景観、もし東京だったら、朝から場所取りが必要なぐらいのレヴェルかもしれない。
その後、複雑な城の道をたどりかけたが、
睡眠不足のこの身がなんでこんなに動くのか不思議で、
でも夜のライブの頃にヘトヘトになっていたらアカンと思って
ほどよいところでターンした。



大好きな近江町市場へ。
私は去年の夏もこの市場で長い時間を過ごした。
沖縄に行ったときも、大きな観光地よりも市場での時間を多くすごした。
売る人、売ってある物、歩く人、買う人、生活、
それらのエネルギーが渦巻いているような場所で、それはまぁ後付けでもあり裏付けの理由だけど、なんかすごく面白くて好きなのだ。
歩けばさっそく、売り場のおかあさんが優しく
「はい、おねえさん、蟹いかがですかぁ。」
と声をかけてくる。
まだ来たばかりなのに、蟹を持ち帰れるわけがないでしょう。
旅人にサラッと蟹を売ろうとしてくるところがストレンジだと思ったが、
「お土産にするなら、発送もできますからね。」
と、おかあさんはつけ足した。
なんだ、こちらの心配もちゃんと折り込み済みではないか。買わないけれど…

売り場の魚介類をその場で食べれるよコーナーで、
ほたるいかと梅貝を食べた。1人で。
ビールが飲みたくなっちゃう美味しさだった。


今日ライブをするメロメロポッチでリハーサルした。
京都からKailios(カイロス)もやって来た。
どちらもリハーサルを終えて、時間が空くのでいかに過ごそうかと考える。
なぜか、カイロスが今晩泊まるゲストハウスのチェックインに着いていくことになって、彼らが泊まる宿まで車に乗せてもらった。


そこは、住宅街の中にある、まさに住宅のような建物で、
入るときもインターホンを押して
経営しているご夫婦が出てくるような感じだった。
寛容なことに、チェックインしない部外者(私)まで部屋案内に招いてくれた。
カイロス一行が泊まる一部屋には、既に布団が敷いてあり、2段ベッドも設置されていた。
カイロスのみんなは、部屋説明が終わると
トランプゲームがこれから始まるんじゃないかという勢いで、みんなダラ〜っと横になって寛ぎ始めた。
私は部屋を利用する身ではないので
控えめに正座していた。

「クララも寛いだらええよ。」
「いえ私は泊まらない人ですから。」

「クララさん今日ここに泊まったらいいじゃないですか。」
「いやいや(笑)もう私は別の宿にお金を払ったんだよ。」

みんなそれぞれの話を聞いているんだか聞いていないのか、
この誘いを、なぜかメンバー一人一人から3分に一回ぐらい受けるのだった。



チルチルしているうちに甘い物が食べたくなって
みんなでこぎれいなカフェテリアに入った。
ケーキは全部食べきれなそうだったから、ちかぶーとフジさんと、ひとつのケーキを共有することにした。

「どれにする?俺さくらがええな〜」
「私も!」
「わたしも!」
「よし、さくらにしよう!せっかく桜が咲いてるからな」

それぞれの皿に、チョコソースでミニオンズのキャラクターがデコレーションされていた。
だけど、いしんさんの皿にだけはミニオンズじゃなくて、
少しリアルな苺が実った木の絵だった。

「なんでいしんくんだけ、キャラクターじゃないんやろ」
「いしんくんに気があるとかかな」
「そうか〜。ほかのやつらにはミニオンズ描いとけばまぁ喜ぶだろっていうあれか〜」

みんなでつつくケーキは美味しかった。



tsumuguがもう始まる。
今夜は、近江町市場の果てにあるバー・喫茶メロメロポッチでライブだ!
去年の夏、お客として入ったメロポチ。
今日は受付で、「出演者です〜」と言って階段で地下へ潜った。


にぼしが演奏していた。
アッパーな演奏に、始まったワクワク感があった。

Kailiosは、なんだかんだ何度も観ていて
曲も大好きだから、いくらでも毎回同じ曲をやってくれても喜ばしいのだが
毎回、違うアレンジをぶち込んでくれたり
新しい曲も面白かったり
パフォーマンスもなにかしらイベント的なものがあって
とにかく創意工夫をしてくれる。
音楽もアートワークも、すべてのセンスを信じることができる人たちだ。


tsumugu主催者の大谷さんのリクエストで、私はアコギ弾き語りで登場した。
普段はソロのときもエレキギターで、アコギは演奏面で苦手意識があったのだけれど、
大谷さんがクララズを初めて観てくれたのは、アコギのスタイルだった。
それを観たく今日、金沢へ呼んでくれた。
なんか良いライブをしたと思う。
みんなから、エレキよりアコギの弾き語りがいいよ、と言われた。
普段、ほかの誰かに言われても「そうかねぇ」と思うのだが、信じている人たちがそう言っていたから
嬉しかった。


金沢の至宝、やまも。
大谷さんが絶賛していて知った。YouTubeでライブの模様を観た。
それから、私のお客さんもやまもを知っていて、「彼らの音楽は、ありがたみを感じる」という話を聞いて
これはますますライブを観るべきだと思った。
そこらに大きな謎のぬいぐるみを数体設置し、
ねじりはちまきを装着し、
これから何が始まるのやらと息をのんだ。
名前の由来はわからないが、名前の印象のごとく、のどかな調子。
そこに、ドラムとベースの確かな技術。。
MCで、ラップを始める、とん太郎さん。。
やまもがステージに立てば、会場がやまもになってしまうのだった。
北陸に来たんだなって感じがした。ありがたい。


東京の毛玉やyuleは、ここで初めて共演した。
毛玉のセンスも好きだし、カセットテープ完売してるし、
yuleも演奏することに対して真摯に見えた。


北陸のイベントがそうなのか、大谷さんがそうさせているのか、
東京でも大谷さんと共にライブを企画したけれど
、どれも同じ空気感になる。
出演者同士、出演者が呼んだお客さん、それぞれが平行線に居るのではなく
しっかりと交わって、楽しむことができている。
(と、私は思いたい)
今回のイベントもそんな印象だった。



打ち上げには、おにぎりや唐揚げ、お刺身、日本酒が登場して
前回もそうだったがこの打ち上げ飯には北陸ならではの物まで並んでいて、すばらしいものだ。
残らないか心配になるぐらいたくさんあったのに、あっという間にお皿の上はきれいになった。


良い夜だった。
外に出たら、本格的にヒヤヒヤの空気になっていた。
市場は眠っている。
歩いて宿まで帰ってるとき、満月に近い月が夜を明るく照らしていた。
大谷さん本当にありがとう、としんみりしながら帰った。
私が帰ったあと、メロポチの前ではドサクサなノリで胴上げが行われていたようだ。
これが、金沢の音楽シーンのひとつである。


→金沢ユース2

 
 
Trackback(-) comment (0) | 旅行記・散歩記
2018/06/02 (土) 15:55:30

アルバム発売記念ライブ東京編

随分久しぶりに記事の更新がご無沙汰になった。お元気ですか。
私は、超弱気・超強気な時間をいくつも重ね、今日に至りました。健康です。


5月2日に初めてのアルバム作品を全国流通で発売した。
オンラインショップや店頭での初回入荷分が1日や数日で消えたりして、すごいな嬉しいなと思っている。
「棚に残り2枚だったから買い占めた」という
大変潔い行動をする友達も居た。
感謝しています。



5月26日に下北沢440で、発売記念ライブを行った。
ライブの日を決めるときに全く計算に入れていなかったのだが、
この日は街中(下北〜新代田)のライブハウスでサウンドクルージングというサーキットイベントが行われていたのだ。
こちらも、ガラパゴスの島で優雅にクルージングする感じでお昼のライブをした。
実際にはたくさんの方が集まってくれた。
みんな、この日のために
予定をこじあけてくれたり、身支度したり、誰かを誘ったりして来てくれた。
本当にどうもありがとうございます。


共演のhenrytennisとEupholksは、私が好きで呼んだわけだけれど
実は初めて対バンするバンドだった。
(バンド内に知っている人はいるけれど)
彼らのライブは観たことがあるので、
「絶対に良いものにはなるだろう」という確信と、
共演したことがない…というフヤフヤの関係性から、
「どういう感じになるのかわからない」という未知さも含めながらライブまでの日々を過ごした。
しかしながら皆とても気持ちの良い人たちで、
リハーサルの風景は微笑ましく、
そしてそれぞれの演奏にしびれてしまった。


Eupholksって、あんなにギターがギャインギャインしていたっけな。
遊んでいるかのようにkoikeさんは好きなように歌っているんだけれど、
アンサンブルやコーラスが素晴らしいのだ。
henrytennisはホーンセクション入りのインストバンドである。
スリルがあって、エレガンス。
「昼間からビール飲んじゃったよ」みたいに
「昼間に聴くhenrytennisもいいな」という気分になった。
わ、わかりますでしょうか。
もっとむっちゃくっちゃ踊りたかった。


本番前、ステージでセッティングをしているときに、
私が呼んだフィンランドの友達の子どもたちが椅子に並んで座っているのを発見し、
来るか来ないかソワソワしていたところテンションがぶち上がって、
公私混同かまわずステージから手を振った。



本番とは未だに緊張するもので、
そしてはじまってからの状態というものは、はじまってからでないとわからないのだ。
演奏をはじめたとき、歌っているとき、
自分の体の周り3センチぐらいを
なにかしらのエネルギーが私を縁取っているような感覚だった。
「アドレナリンが出ている」と言うんでしょうか。
今日のメンバーは、ギターに渡瀬さん、ベースにアダチさん、ドラムスにあさこさん。
一番よく一緒にやっているサポートメンバーであるが、
つくづく、あまり説明をしなくとも欲しい音を演奏してくれる人たちだと思った。
衣装の打ち合わせなんてほとんどしたことないが、
気を遣ってくれたのかみんな黒っぽかった。


この日は初めて管楽器のプレイヤーを加えて、
クララズ史上最多の7人編成で演奏をした。
henrytennisのトロンボーン、並木さんが提案してくれた。
せっかくの記念ライブだから特別感も出したい!やろう!となったけど、
いざクララズの今までの曲にアレンジを加えようと考えると、どの曲に合うのかさっぱり想像がつかなかった。
実際に、トロンボーン、ソプラノサックス、アルトサックスを加えてアレンジして演奏した。
自分も気持ちがよかったし、
観た人にも、ホーンセクションが加わった曲がよかったという声をたくさん聴いた。
並木さん、私を冒険に行かせてくれてありがとう。
強くなった気がします。


440のスッタッフの皆様、お越しいただいた皆様、Eupholks、henrytennis、メンバーのみんな、カメラを撮ってくれたひらまつくん、武井さん、明るい接客でアルバムを完売させてくれたきむりん、みなさんに感謝しています。



私たちは、串カツやさんで打ち上がり、
そうこうしているうちに、ひらまつくんがバーカウンターに立っている渋谷のセブンスフロアに漂着して
どういう内容かもう忘れてしまったけど、
いつもオフザケしているのに最終的には真面目になにかをじっくり話していた。
付き合ってくれたみんなありがとう。
私は終電で早く帰ったけど、
よくよく考えりゃ朝10時に集合して、帰りが終電って…相当時空が歪んでいたなあと思う。


これから、7月には
発売記念ライブの京都編・大阪編がある。
京都では、同じ発売日の、大好きなKailiosとのダブルリリースフェスティバルである。
京都も大阪も、全く違った景色を観れるんだろうなあ。
関西だけですんません、行きたい街はいっぱいあります。
アルバム『海が見えたら』が
どこへ漂着していくのか、じっくり観察していきたい。
比喩なので、物理的に海に流さないでください。
お願いします!!
また会いましょう!!!




 
Trackback(-) comment (0) | クララズ
2018/05/25 (金) 20:39:10

店員さんすごいな

さくじつ、ヘアゴムを左手首にかけて慌てて行動していたところ、それを紛失してしまった。
私が持っている唯一のお洒落ゴム。
お気に入りだし、その髪飾りいいねと褒められたことも何度かあるから、
消耗品といえど大事なアクセサリーだからショックだった。

明けて本日、100円ショップへ買い物に行ったので、ついでにそこでヘアゴムを買った。
飾りのついたお洒落ゴムの中で、一番自分に合いそうな物を選んだ。
帰宅後、新しく買ったものを試しにつけようとしたら、ゴムはパチンとはじけて破損してしまった!
床に転がった飾りは、努力すればほかのアクセサリー類に使えそうな気はしたが、
100円の虚しさと、愛着のなさを実感して、
すぐに捨ててしまった。


リハーサルスタジオへ行ったあとに、ギターを背負ったまま洋服屋さんのアクセサリーコーナーへ向かった。
幾多のヘアゴムが収まっているコーナーに張り付いて商品をまじまじ眺めていると、
品出しをしている店員さんがやって来て
「それの違う色もありますよ」と見せてくれた。
それまでは「良いっちゃ良いけどなにか惜しいと思う及第点のものを取り急ぎ購入するのもなぁ…」と迷っていたのだが、
店員さんが新しく見せてくれたそのヘアゴムはとてもきれいな色で、
自分の中で「欲しい」という思いが、
カチッと心にはまったようだった。買った。


新しく買ったものは、ゴムがすぐに切れるということはなかった。
鏡の前でテストが済むと、そのヘアゴムにさらに愛着がわいた。


出かける前に、人に渡すプレゼントの袋の中を確かめていたら、なくしたヘアゴムが出てきた。
歓喜した。
新しいものを買ったあとに出てくると落胆しそうな気もするが、全くそんなことはなく、お気に入りのものが自分の手元に2つもあるという喜びがまさった。

 
Trackback(-) comment (0) | 日常
クララズによる自由研究、日誌