2024/07/02 (火) 01:29:20

[おしらす]

クララズという一人ユニットで歌を歌っています。

▼NEW リリース!!!▼
2018年5月2日(水) 全国発売
1stミニアルバム『海が見えたら』
7曲入り / 1500円(+税)


→くわしく

▼これからのライブ▼ →ご予約やお問い合わせ

■12月1日(土) 自由ヶ丘マルディグラ ※ハイパー

トシ☆ザ☆グルーブ/北山組/クララズ

開場18:30/開演19:00 2000円+1Drink

■12月23日(日)渋谷 喫茶SMiLE ※ソロ

川和田遼/菊地芳将とマジックアワー/林レイナ/emura ken band/クララズ

1500円+1Drink

■12月25日(火) 千駄木 古書ほうろう ※ソロ
サウダージな夜

■12月27日(木) 渋谷HOME ※ニュースタイル


 
 →これまでのライブ

▼シングルCD『コンコース』、発売中!▼
(前作『ブレンド』、ライブ会場にてCD-Rで販売。)
▼お取り扱い店
ペットサウンズレコード(東京)
モナレコード(東京・オンラインショップ)
THIS TIME RECORDS オンラインストア


「エアメール」MV


「コンコース」MV
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2024/05/26 (日) 03:18:49

ライブ映像

クララズ「Just Coffee For Now !」Live at 下北沢 mona records



2017/04/30(sun) 下北沢mona records
クララズ presents『メリメロサンデー』
【出演】
Kailios(京都) / クララズ / HeatMiser / ((the submariners)) / DJ:レコード水越


撮影: かっちゃん/アダチヨウスケ
編集: アダチヨウスケ
Trackback(-) comment (0) | クララズ
2018/12/06 (木) 18:50:53

ガチャガチャ

12月4日

午前、銀杏の殻をペンチで割りまくる。
煎ったときに殻が爆ぜなかったから。
数個割っては食べ、数個割っては食べ、苦みを味わう。
もし誰かと居合わせていても、蟹を真剣に食べるがごとく黙り込んで薄皮を剥いて粒を口に放り込んでいただろう。


午後、はじめて外に出る。
寒くない、いや、暖かい、暑い。
ときどき、懐かしい感じの湿った匂いがムワっと来る。
同じ湿った空気でも、沖縄ではなく、春を思い出させる。
気圧や気温の変化が激しく情緒や体調に影響を及ぼすのか、スーツを着た男性らに荒い態度の人が多い。
春は変質者が増えるという話はよくあるが、
こういうことから納得する。許さんけど。

ここで愉快なのが、街の景色がクリスマスに染まっていること。
今日わたしは、銀杏を夢中で食べ、春の空気を感じ、クリスマスの電飾を見た。
季節感が混沌としている。


帰りの電車で、山手線の新しい駅の名前を知った。
「しまった、応募するのすっかり忘れていた」と先に思った。
高輪ゲートウェイ、どんな駅になるだろう。
最寄駅に着いたと思い電車を降りるとき、景色がいつもと違って新しい。
一駅乗り過ごしていた。

 
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2018/11/11 (日) 01:38:38

水風呂に片足を突っ込んで

11月10日

先週、滋賀県彦根へ遠征ライブしに行き、ついでに京都へ遊びに行った。
細かいことは後日描写する。


本題に入るが、彦根公演の打ち上げにて、サウナ〜(サウナ中毒な人たち)が集まっており、サウナの魅力について聞き出すことができた。
最近、一体全体どうしてみなさん銭湯やサウナにはまっちゃってるのか、知りたかった。


サウナ→水風呂、の流れで身体にもたらす働きをunsnuffさんから教わり、それが一番「サウナ行こうかな…」と興味を持つ説明となった。
サウナ〜たちは、決して強要はしない。気持ち良さや意見などを仲間たちと共有するのみ。それがいい。


翌日、私は京都の宿からナンバーワンに近い銭湯へ行き、unsnuffさんから教わった手順を忠実に行った。
水風呂のとき、少しくらっときた。
しかし、確かにいいかも、と思った。


そして次の日も、京都でナンバーワンに気になっている銭湯れ行き、同じ手順で水風呂をキメた。
水風呂が気持ち良く感じた。
それとやっぱり、少しくらっと来た。
しかし、これはいいな、と思った。明日も行きたいと思った。(行けなかった)


約一週間が経った今日、用事があるエリアの近くの銭湯を検索している自分がいた。
神田。皇居ランナー御用達の銭湯へ。
ホテルがいっぱいあった。
一週間前に戻るみたいに、どこかにチェックインしたいわと思った。
稲荷湯。下駄箱のあたりに、たくさんシューズが並んでいた。やはりランナーたちがここで汗を流しているのだ。
入るなり、髪の濡れたおばあさんが椅子に腰掛けていて常連さんなのか店の人なのか判別がつかなかったが、挨拶をしてきたことから店の人だと判断。


脱衣所から扉をあけるときれいなタイルが目に入った。
そしてそこには、サウナも水風呂もなかった。
体を洗って湯に浸かると、富士山が見えた。
気泡の波を見つめながら、これでも充分体の疲れがとれる気がすると思った。
ケロヨン桶に水をためて、体に流した。


20円入れて稼働するドライヤー、時間内に髪を乾かしきれなかった。
なんとかなるっしょと髪を結って銭湯を出た。


高架下の中華屋さんでラーメンとビール。
向こう側で女性客が盛大な乾杯。
プールのあとみたいな怠さが、たぶんこのあと眠りやすくなるアレ。
サ道に、片足どころか、もう物理的にも心理的にも両足を突っ込み歩き始めている感じだ。
こうなるとは、本気で思っていなかったんだよ!
趣味が増えて嬉しい。
自分は何をしているときが楽しいか、が増えて嬉しい。

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2018/11/02 (金) 15:26:13

東京にて

11月2日
ラーメン店に入店。
軽く醤油ラーメン。
ラジオをなにげなく聴く機会はここぐらいしかない。
心地よい話し声ながら、内容は戦後や震災後の日本について、ヘヴィーな内容だった。

ATMでお金をおろし、扉の外に出たときに、もうすぐクレジットの引き落としがあることを思い出し、もう一度ATMに戻って入金しようと思い立った。

「先輩。」

私を先輩と呼ぶ人は誰だろうと通帳から顔を上げると、中学時代の後輩がATMの列に立っていた。

「ああ。オチ。」
「並んでました?」
「いや、出たばっかりだけどまた入ろうと思ってる。」
「前いいですよ。」
「いいよいいよ。並んでてよ。元気?」
「元気じゃないですね。」

私はこういう挨拶程度の元気?には、元気じゃなくても元気と言ってしまうのだが、オチの口からは白黒はっきりした返事が出て来て、素直に言ってみるのも悪くないなと思った。

「じゃっお先。」

オチが先に入った。
オチが出て来たら、なんて話をかけたらいいのか。
がんばれよ、いや、ご健勝をお祈りします、いや、立ち話するか、いや…
考えているうちに扉が開いて、オチがまだ利用しているATMルームに入った。

「ども。」
「どうも。」

私は、再びお金を預け入れなくても残高の心配は必要ないことに気づいた。

「じゃ、お疲れっしたー」

オチが超ドライに出ていった。

「ああ元気でね。」

15時なのにもう日が傾いてる太陽光の色!
東京は昼は暖かい。
今晩、今年最後になるかもしれない一人旅に出る。

 
Trackback(-) comment (0) | 日常
2018/11/01 (木) 15:58:00

都市にて

11月1日
日本に遊びに来た香港のマンディと待ち合わせた。
有楽町の高架下には、新幹線が反射する太陽光がきれいに流し込まれていた。
マンディは恋人を連れてくると言っていたが、日本語はどのくらいわかるのだろうか、英語だろうか。

待ち合わせの店で2人と会った。
恋人の男性は「エルです。」と話した。

「クララです。あ、日本語話せるんですね。いいですね。」

日本に住んだことのあるマンディは「私ほどではないですが」と言いながら「でも私も最近日本語話していないから、ちょっと言葉が出てこないかも」と言っていた。

メニューを見るなり、エルくんの口から「しらす…」と出てきた。
読めるなら充分である。
二人は昨日まで鎌倉にいて、しらすという字は飽きるほど見てきただろう。

「東京ではこれからどこ行く予定ですか?」
「うーん、まだ…決めてないです。東京、あんまり好きじゃない。笑」

エルくんがそう言った。
素直で笑ってしまった。東京に住んでいる私は、ほかの人からそういったことをたまにきくけど、傷つかないというか、なんとも悪く思わないものである。

「そうなの!日本はどこが好き?」
「田舎の方とか。」
「今までどこに行ったことある?」
「僕は日本一周したことがありますね。沖縄の那覇から、稚内まで。」
「ええっ…」

私より日本のことを知っているかもしれない。
先日、福井県に行った話をした。

「今まで行った中で一番ローカルというか…なにもない。でもよかった。」
「はい、なにもないです。スルーしました。」
「スルー。笑」
「福井県はどういうところですか?農業中心ですか?」
「伝統的な工芸品の街みたいです。器とか、和紙とか、うるしってわかるかな。そういうのを作る人がいっぱい居る。」
「職人さんの街なんですね。」

ほか、広島県にはストレンジな人が多いと聞いて同感したり、
香港にはテレビの地上波の局がひとつしかないとか、
韓国ドラマがよく放映してるけど、香港ドラマは見なくていいとか、
建物の階数は縁起の悪い数字は抜かしているとか、
面白いことをたくさん知った。

東京は2年後のオリンピックに向けて街の再開発が各地進んでおり、小さな良い店がどんどんなくなってきているということを話した。お二人もご存知だった。

エルくんは日本のほか、いろんな国へ行ったことがあるらしいが、
ロンドンなど、都市はやはり面白みがなく、
東京もますますそうなっていくのではないかと言っていた。
ここ有楽町も、古い建物がまだ残っている方ではあるが、住居は明らかに少ない。

香港土産をもらった。
「香港で買ったものだけど、でも台湾のです。」
なにかと思ったらCDだった。
台湾の歌手。
早く聴いてみたいな。

なぜか私はお昼をご馳走になった。
向こうは旅人だし、いいよいいよと数回やりとりをしたけれど、
ご厚意ありがたく頂く。
私も香港の街を知りたい。そのときにお返しする約束をした。

 
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2018/10/31 (水) 16:02:09

閉店前の富士屋本店に行くとこうなる

10月29日


街の再開発により、渋谷区桜丘の富士屋とかMARYJANEとかあの一帯の店が閉店する。
ジャズ喫茶MARYJANEが閉店してしまうことは何年か前から知っていたが
ずっと行きたいと思っていた富士家本店までなくなるなんて。


開店時間に合わせ、17時ちょっと前に噂の一帯に着いた。
今日は月曜日。
笑っちゃうほど大行列ができており、その長さに気が遠くなった。
最後尾はビルの反対側。
「どうする!?」と平松君にききながら、とりあえず列の尻尾と化した。
一杯に辿り着くまで何時間かかるかわからない。
私は、キリンシティに転じても良いという考えを浮かべていた。
悪役サラリーマンの装いで後から来たぜんさん、
「すごいね」と笑いながら我々のところにやってきた。


「ぜんさん、一応並んでるんですが、やばくないですか。どうします?」
「並ぼう!」


もうほかに思いを寄せることなく富士屋を目指すことにした。
楽しく話しているうちに列が進む。


ぜ「もうここで一杯はじめちゃうのもありだよね。」
私「ええ!」
平「ぼくはありですね。」
ぜ「じゃあ買ってくるね。」


コンビニから戻って来たぜんさんがビニールから取り出したのは、ロング缶のビールだった。
ここでもう一軒目がはじまった。
ギター屋さんの前でショーウィンドウのギターを眺めながら飲んだ。なんだか美味しく感じた。
なんの拍子か忘れたが、後ろに並んでいる世代が上の男性お二人とちょこちょこ会話が始まっていた。
「寂しいものですね。」
と互いに言い合った。
お二人とも、富士屋本店に取材やプライベートで何度も訪れたことのある、富士屋のパイセンだ。
うち一人は大学生の頃からよく来られていた。
「ヨシエさん」という名前が出て来たが、どうやらこの富士屋で働いている女性のことだった。


「今日ヨシエさん居るかな?」
「どうかねえ。」


列は少しずつ進んでいる。


ぜ「これ、辿り着けるのかな?」
私「辿り着くでしょう!」
ぜ「辿り着けなかったら、それはそれでまたいいかなって。」
私「おれたちは結局辿り着けなかった、と」
ぜ「辿り着けなかった味もまた。」
パイセン「タカラのCMに、『辿り着いたら、このうまさ』っていうキャッチコピーがあるよ。」


私たちは、富士屋のタカラに辿り着けるだろうか。
ここで、もうコンビニ酒2便を飲み干していた。
富士屋の看板前まで来た。
「富士屋本店 清酒カンバイ」と書いてある。
乾杯のようなカンパイではなくカンバイ。
「完敗」よりも「完売」の方が縁起がいいだろうから、そうしたのかなと皆で推測。
ここから更に階段があり、もう少し並ぶ。


「普段だったら、ここまで並んでたら帰るよ。」とパイセン。
パイセンお2人は、お持ちのカメラを取り出し、私たちと同じように看板を撮る。
そして、私たちの集合写真も撮ってくれた。
お二人の富士屋最後の思い出に、私たちも一緒に加わった。


「富士屋に来たらまず何を頼めばいいですか?」
「ハムキャベツ。」
「富士屋といえばね。もう食べてきたから最近は頼まないよ。」
「そんなに美味しいってわけじゃないよ。あとはハムカツ、鶏豆腐。」
「ハムキャ、ハムカツ、鶏豆腐…!」


富士屋に数回訪れたことのある平松君も、ハムキャを食べたことがあると言う。
地下への階段にさしかかると、きっともうすぐ。
富士屋に入るために並んでいたのに、なんだか並び終わるのが寂しくなってきた。
この列で1軒目を味わい、富士屋本店は2軒目のようなものだった。


ついに私たちは入店を果たした。迫力のある店内だった。
大きなロの字のカウンターをお客が囲って賑わい、その中で店員さんたちが忙しそうにガシガシ動いている。
どうぞあちらのカウンターです、と言われても、1人分くらいしかスペースがない。
すると、おそらくヨシエさんであろう女性が、3人並べるように、サイドのお客さんにつめるよう指示。
この密集した具合もまた迫力を生み出している。
注文に対応する店員さんを捕まえるタイミングも難しい。
声をかけてスルーされても、店員さんの一仕事が終わればやがて必ず来てくれる。


「ハムキャベツと、」
「え?」
「ハムキャベツと!」
「ハムキャベツは終わった!」
「ハムカツと鶏豆腐。」
「ハムカツ、肉豆腐!」


小さいメモ紙に、注文を書きなぐる。
「普段もこんな感じです。今日はさすがにもっと忙しそうですけど。」と平松君。
それでも帰るお客さんが握手や写真撮影を求めると、
しっかりとそれに応じていた。


店員さんが目の前に瓶をドンと置くと手際よく栓をあけた。
辿り着いた瓶ビールと、ハムカツ、鶏ではなく豚の乗った肉豆腐は思いのほか美味しい。
レモンサワー、たこ刺し、海老、こんにゃく煮、焼売揚げ、しいたけ天、スパゲティ。


後ろで平松君が誰かと話しており、知り合いでもいたのかと思ったら、
トイレの列で並んでいる知らない人同士の会話だったと言う。
トイレのみならず席でも通路でもちょっとした拍子で、知らない人との話は始まる。
隣の男女は、上司と後輩で、今日が休日でここに来たという。
平日の休み、自由な髪型…一体なに仕事かと思えば、美容師ときいて納得。
自分たちはミュージシャン同士と言うと納得していた。
平松君のフォークな風貌には特に、そしてベルボトムのポケットに着目していたのもさすが美容師。
話していると、音楽の趣味も通じ合うものがあった。
さすが、表参道の美容師。


ぜんさんもいつの間にか、向こう側の席へ行って違うグループにつかまり、
こちら側でもトイレに並んでいた時点でコミュニケーションが発声した女性を席に案内し、一緒に飲んだ。
これが富士屋本店のグルーヴ、すごい。
こんなにコミュニケーションが行き交っているのは、訪れた人がみな閉店を惜しんでいるからか。


あっという間に閉店時間になり、人々は惜しみながら一目散に店を去った。
店を出ると、1次会が終わったあとの大学生のように、さっきまでの皆さんが周辺に居り、店の写真を撮ったりしていた。
また飲みましょうね、と言ってみんなと別れる。
富士屋はもう行けないけど、ここで会った人たちとはまた会うかもしれない。
列に並ぶことを諦めなくてよかった。
立ち飲み店に立って並んでいたのに、一瞬たりとも苦に思わなかった。
富士屋本店よ、どうもありがとう。



山家に流れた私たち。
もうみんな目を半分ぐらいにしながら話していた。
私が一番、目を瞑っていた。
みんなでガシガシ飲んだサワーの酔いがきた。



店を出て、呼びつけたきむりんとハチ公前で会う。
完全シラフきむりんの目に、酔っぱらい私たちはどう映っただろうか。
店で飲み物でも買って一杯やる提案もあったが、私の眠気がすごかったので立ち話だけして解散。
これじゃあ、きむりんに平松君の迎えを頼んだみたいになってしまったな。
みなさん、どうもありがとう。


家に帰ってからも、富士屋のことを考えた。
半世紀近くに渡り渋谷の人々に親しまれて来た名店が終わる。
飲み屋を多く知っているわけではないが、あのような店はほかにない。
なんでも古い物を遺せばオッケーというわけでもないけど、悲しいのは、街の風情や個性が、どんどん排除されてゆくこと。
幻のような時間だった。

 
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クララズによる自由研究、日誌