2024/07/02 (火) 01:29:20

[おしらす]

クララズという一人ユニットで歌を歌っています。
シングルCD『コンコース』、発売中!
(前作『ブレンド』、ライブ会場にてCD-Rで販売。)

▼お取り扱い店▼
ペットサウンズレコード(東京)
モナレコード(東京・オンラインショップ)
THIS TIME RECORDS オンラインストア


▼これからのライブ▼ →ご予約やお問い合わせ


■11月16日(木) 高円寺U-hA ※ソロ
斉藤めい/コウチシュウ/辻村マリナ/クララズ
開場18:30 開演19:00 2000円+1Drink

■11月19日(日) カフェ セミコロン幡ヶ谷 ※ソロ
鮎牛蒡/dokka no umi/ビリーとロザンナ/クララズ
開場18:00 開演18:30
予約2300円 当日2500円+1Drink

■12月10日(日) 西武柳沢 ノラバー
『生うたコンサート』
クララズ
開場17:00 開演18:00 バータイム19:00
要予約4500円(ノラバー弁当、ハイボールとソフトドリンク飲み放題、ミュージックチャージ込)
 
 →これまでのライブ


クララズ「コンコース」MV
Trackback(-) comment (2) | クララズ
2024/05/26 (日) 03:18:49

ライブ映像

クララズ「Just Coffee For Now !」Live at 下北沢 mona records



2017/04/30(sun) 下北沢mona records
クララズ presents『メリメロサンデー』
【出演】
Kailios(京都) / クララズ / HeatMiser / ((the submariners)) / DJ:レコード水越


撮影: かっちゃん/アダチヨウスケ
編集: アダチヨウスケ
Trackback(-) comment (0) | クララズ
2017/11/03 (金) 01:38:44

雨がもたらした旅 2

10月29日

目覚めても雨、強風はないものの、むしろ今日が本格的な雨降りの日だった。
昨日は前夜祭だったらしい。

スーパーで買ったスープ春雨と、シャクシャクの柿をみんなで食べた。

今日の予定は決まってるの?
なんも決まってないです…
なんか食べたい物とかある?
美味しいカレーが食べたいです。
カレー…あ、美味しいカレー食べれる喫茶店あるよ。
連れてってください。

本当は、雑誌に載っていた店も気になっていたのだが、そこは情報もあるし自分の足で行けば良いのだ。
京都クレイジーな私が知らない良い店を、ネイティヴに教えてもらいたかった。それは何の情報誌よりも信じられる。

「あとは?卸売市場とかどう?」
「いやいや東京に住んでるクララっちは築地を知ってるだろうから…」
「あ、私、築地の市場行ったことないんですよ。」
「よし行こう。」

雨の中、市内散策無計画な私をカイロスカーで観光案内してもらった。
車で連れられると、現在地がよくわからなくなるが
とにかくシャッターの降りた店が連なる古びたアーケード街に来たようだ。
こういうところ!良いです!
京都駅から七条通りを西に行ったところだ。
ざわちゃんがみなみ会館で働いていたときによく行ってたという喫茶店、NASUに到着した。
スピーカーから流れるJAZZ、ゴルゴ13とかの単行本が並んだ本棚、可愛い〜タイル、機嫌の良いマスター、甘くて辛いカレー。
ここのカレーはライスとルーがダム盛りになっているのが面白い。
つまりライスがドーナツ状に盛られており
その中心にカレーのルーがおさまっているという
非常に絵になる盛りつけの仕方。
しかし客層や雰囲気を見るに、インスタントグラムで映えさせるためにこのカレーを食べに来る人は一人として居ない。
私ぐらいか。
すばらしく隠しておきたい名店だ。しかし店名は既に明記してしまった。
名店というのはどこに隠れているかわからんねぇ。


京都市中央卸売市場に着いた。
今回の京都で街歩きした中、一番ワクワクしたかもしれない。
日曜日だから、どこの店もシャッターが降りている。
この眠っている市場の雰囲気がかっこいい。
雨のダークな感じが一層それを増す。
つまり雨をまとった市場は3割増しだよ、3割増し。

色んな資材が積まれた暗くてだだっぴろい広場を歩いていると、
どこかから50人ぐらいの不良たちが出てきて
襲われてしまいそうだ。
呼び出しを喰らって絶体絶命の危機になった瞬間、どこか大きな扉が開き、救世主が現れる。
ドラム缶かなんかが転がる中、50対2ぐらいで乱闘を始める。
…という妄想ができるぐらいのロケーションでありました。

唯一営業していたもの、それは自販機である。
数あるブース?の中に、自販機と、どこかから寄せ集めたイスやソファが置いてある休憩所のようなところがあり、そこだけが明かりを灯していた。
何ヶ所かあるその休憩所には、それぞれ個性があり、
テーブルのあるとこないとこ、電球のセットされていないランプシェードがズラリとぶら下がっているとこ、1対4くらいの並びで椅子が面接みたいに配置されたとこ…
普段はどのように活用されているのか、見てみたい。


我々は市場探検のあと、
100000tアローントコへ向かった。
クララズのCD、取り扱って頂いてるからどれくらい売れたか確かめたかった。

こんにちは、
こんちは、
なにしにきたの、
東京から来た子を案内してました、
どうもCD置いて頂いてますクララズです、
あークララズ。

ざわちゃんや乙川さんは店の加地さんと顔なじみのようで、天気の話だとか共通の知り合いの話とかをしていた。
インディーズのCD棚を目をこらして見た。
眺めの良いジャケ、知り合いのCD、知り合いのいとこのCD…私のCDのサンプル盤。
カウンターの中に居る加地さんに聞いた。

「加地さん、CD何枚売れていますか?」
「よし、何枚売れたか、数えよか。」
「はい。」
「そっち、数えてくれる?」

たまたま棚の前に居た私と乙川さんが、棚卸し作業を命じられた。
さっき見渡したとき、自分のCDの在庫は見当たらなかった。

「加地さん、ないです。」
「そんなことある?」

全部売れたことを信じてくれない加地さんだったが私も信じがたかったのだ。
再度くまなく探した。

「やっぱりないです。」
「そんなことあるー?ちょっと待って。そっちになくて、出し忘れてこっちにあったらヤバイな…そしたらごめんな。ヤバイ。

…ない。全部売れたんや。」

歓喜。
心当たりのある中では、神戸から、市内から、三重から買ってくれた人を知っている。
ほかに、誰がどんな印象を持って買ってくれたんだろう。
こういう趣味の良い店では、そういうのが気になる。
お買い上げ頂き、ありがとうございました。


旅費がカツカツだった私は、精算したお金を得たことにより心に余裕を持ち、店内で自分へのお土産を探す。
中古のCDか…文庫本か…でも積ん読いっぱいあるし。。
「気になる」ぐらいの作品はあれど、これだというものがない。
なにか諦めようとしたとき、新品の写真集が目に入った。

加瀬健太郎、『撮らなくてもよかったのに写真』。
パラパラめくって、欲しい!!!と思った。

レジに持っていったら加地さんが、良いの持って来たな的な感じで
「おお。この人、知ってるの?」

「いえ、知りません。なんか良いなって」
「この次の作品のこれもええよ」

加地さんが見せてくれたのは、『お父さん、だいじょうぶ?日記』だった。
ネットで見た…なんか気になってた本だった。
その方の写真作品がたまたま自分に引っ掛かって嬉しかった。
良い買い物をした!

「ごめんな、袋、透明で。」
「これですか?別に大丈夫ですけど。」
「それ、違う店の袋やねん。」
「…笑」

閉店してしまった京極のAVISという名のレコ屋の袋らしい。
洋服屋の袋みたいに洒落てる。
なに、AVISでレコード買うと何買ったか趣味スケスケの状態で持ち歩くことになるんだ。
これはなんだか、貴重なものを手に入れた。
欲しい人は100000tで買い物すると良いでしょう。

ざわちゃんは、トムトムクラブのレコードを買っていた。
窓の外を見たら、雨雲が切れて西日を受ける建物が見え、天気が良好になってきた様子が見えた。
私はこれから帰るというのに、台風と一緒に東へ向かうのか。


100000tの建物を出て通りを歩いていると、ハーモニカを吹きながら歩行するまともそうなおじさんを見た。
この街は面白いな。


京都駅まで送ってもらった。
本当に毎度ありがとうございます。
クララっちは雨の中でも京都を楽しめたし、また全然知らない街の風景を見つめることができた。
京都タワーのライトアップ、結構変わった。
これから見慣れちゃうのかな。
それでも、以前の夜の京都タワーの光の感じを思い出せるかな。
帰ったら、東京もすっきりとした夜空になってた。


 
Trackback(-) comment (0) | 旅行記・散歩記
2017/10/30 (月) 13:46:26

雨がもたらした旅

10月27日

出演するはずだった滋賀県の野外フェスは、雨天のため中止となった。
それがわかったのは前日で、予約していた交通をキャンセルすることも可能だった。
旅先も雨だし、行かなければ旅費も浮いて、東京で贅沢しようかな〜ポワポワ〜ンなんて考えも、池袋で足つぼマッサージを受けながら浮かんだ。
(このあと、揉み返しの症状で軽い吐き気に見舞われた。こんなのは初めてだった。)

しかし家に帰れば、9割ぐらい準備の整った荷物があり、
旅に出る気持ちの高まりを撤収するのもなんだ、楽器を持たない旅もたまには良いなと、せっかくだから今晩東京を発つことにした。

深夜バス3列シートの真ん中。
すごい。全ての席がカーテンで仕切れるから、景色は全く楽しめない仕組みになっている!
そうはさせまい。
東京駅から四谷方面のコースは景色が非常に美しいことを私は知っている。
隣の席に乗客がいなかったので、そっと身をスライドさせて、カーテンを少し開けた。
たった数分間だけど皇居周辺の慎ましく美しい夜景をみた。
あとはSAに降り立つ以外、箱の中でただ揺られて到着を待つのみ。
ワクワク要素は、ときどきスマホで現在地確認をすることで味わえた。


10月28日

京都は今年で3度目だった。
嬉しい、けどさすがに、京都駅に着いてもドキドキワクワクしなくなった。それも寂しい。
折りたたみ傘じゃ済まない雨の量をみて個性の薄いビニール傘を買って、地下のコインロッカーや化粧室に行った。
そのとき、化粧道具を一切合切、家に置いて来たことに気づいた。
人に会うのに、きゃー!
…と言っても、
私は化粧をしてもしなくても他人から見たらどっちも一緒みたいな顔立ちだし、ライブもないし、
ナチュラルクララズで行くことにした。
最近、"選択肢が少ない方が色々楽"ということを知ったから、なすがままに旅することにした。
化粧室では、深夜バスで到着したであろう女子たちが、
これからの京都町歩きに向けた準備で
鏡に張り付いてめかしこんでいた。


市バス乗り場へ足を運ぶ。
朝だからか、本数が少ない。私が目指す四条烏丸方面でさえ20分以上は待った。
寒い…でもそこに向かうしかないから待つ…
文庫本を持っていってよかったと思う。


ようやくバスに乗り、四条烏丸に到着する。
私はここでなにがしたかったかというと、朝ご飯を食べること。
前に、おのまんさん(VOXhall)が教えてくれた都野菜 賀茂へ行きたくて、そこでは朝食バイキングを500円で楽しめる。
「朝からやってるし安いから、夜行バスで来たバンドマンなんかよく使ったりしますよ。」
"バンドマンは金がない"を大前提とした営業トークである。
あろうがなかろうが、すすめられると行ってみたくなる。
閑静な道を歩いて行くと向こう側に、
明らかに朝に不自然な人の集まりが見える。人々は何に並んでいるのか。まさか私がこれから行く店じゃないよな。


そうでした。
私が目指していた朝食バイキングのお店でした。さすが土曜日、大繁盛です!!!
一瞬怯んだけど、このためにバスを待ったあの寒い時間を考えると、
それを無駄にしたくはなかった。
「選択肢はない」と思うとやっぱり楽だった。並んだ。
ちなみにバンドマンっぽい人は一人として見当たらなかった。
これまた寒くて辛抱だったけど、
ときどき列整理のため、傘もささず外に出て来るお母さんみたいな店の人は、これだけ人数が多いのに明るく丁寧に一組一組に伝わるよう言葉をかけてくれて、励みになった。
ようやく店の中に入って寒さをしのげる席にありつくことが出来た。
お米、お粥、野菜、トースト、味噌汁、いろいろあった。
安いのに、やっつけ感のない美味しさだった。



エネルギーを補充したあとは、四条通を西に歩いた。
亀屋良長という和菓子の店は早くから開いていて、前に来たときより輝かしい内装になっていた。
ここはお気に入り和菓子やさん。
伝統的でありながら硬派すぎない、斬新なスタイルも取り入れている姿勢がいいなと。
気になって外から店を覗く外国人男性がいた。
私が迷いなく扉を開けたことに安心したからか、その人も中へ入った。
外国人男性は私よりも迷いなく店員と相談をして買い物を済ませていた。
私も試食を頬張ったり美しい和菓子を眺めたりして、
お土産を買った。



その近くに、竹笹堂というお気に入り雑貨屋さんがある。
木版画の絵柄の雑貨があり、ひとつひとつ手摺りだから、配置などがまったく同じプリントがひとつとしてないのだ。
素敵な木造建築が並ぶ通りを歩き、お店に着いたと重いきや
なんと開店時間より20分早い到着だった。
また…また寒い雨の中、待つのか…
でもほかに寄るところと言えばコンビニぐらいしか思い当たらず、
20分の待ち時間のために歩くのも面倒だから
屋根を借りて店の前で待つことにした。
お店の人が私の存在に気づいて、ちょっと特別に早く開けてくれることを信じて…
甘い、お店の中に人の気配があるものの扉が開く気配はない…
やがて開店10分ぐらい前に女神の囁きが。

「よろしければ、中入ります?」
「…いいですか?すみません早い時間に。(よっしゃーーー!!!)」

店の方が、傘置きのための重そう〜なツボを扉の横に置いた。
私はそこに濡れた傘を入れ、店の中に入った。
10畳ぐらいの広さ、ほんとに畳の床に上がって商品を眺める感じ。
和柄だけでなくモダアンな可愛らしい柄もあるから
日常に馴染むイメージがすぐに結ばれる。
というわけであれこれ悩んで商品手に取って初日の午前のうちに既に最低限のお土産が揃ってしまった。
女神…店の方、ありがとう。


学生時代の友達、ヒアタマさんと三条で会った。
タイ料理を食べたあと、行きたい喫茶店を目指すことにした。
築地、という名前を聞いて友達は「東京の築地やん」と笑っていたけれど、私も由来についてはさっぱりわからない。
しっかり作り込まれた内装で、流れている音楽は古典的な弦楽曲、店員さんはきびきびしておりクラシック感がすごい。
階段も席も、私でさえ「ミニチュア感」を感じた。

「この感じは、神戸にある北野の異人館知ってる?その再現感があるなぁ(笑)」
「こんな感じでしたっけ。」

ヒアタマさんと会合するとちゃんと音楽の話をする。
最近ハマってるドラムの音とか、そういうのを話しながらも
音楽を聞かない時期なんてあるよ、とサラッと聞いて私は安心した。


ヒアタマさんと解散して、
京都駅のコインロッカーから大荷物をとり、カイロスハウスへバスで向かった。
30分くらいで行けるだろうと舐めていたら、1時間はかかった。
夕方に駅から銀閣寺方面に北上して行くのは新鮮だった。



閑静な住宅街に着き、現地の人々と会うと、観光客だらけだった繁華街とは違う時間が流れはじめた。
今晩は、カイロスハウスで、中止になったフェスの打ち上げをする。
買い物に出かけ、大きな吹き抜けのスーパーに感動し、
ピザ屋の商品名や良心的な値段に驚きながらピザを受け取り、
ハウスへ戻るとたくさんの人が揃っていた。

みんなに、中止になったのにわざわざ来たんやと言われるたび、「ピザ食べに」と答えた。
その通り。前日、中止になっても行きますと主催者に伝えてから迷いが生じたものの
「みんなでピザパーティでもしましょう」の言葉で
私の足先は完全に京都に決まったのだ。
ピザの引力、すごいじゃないか。
主役のピザはでっかいのが4枚並び、実に美味しかった。
大阪、京都のお友達がいっぱいいて、初めて知り合う人も居たがなんと居心地の良いこと。

目玉だったのは、カイロスハウスの新しい住人:せいちゃんのマジックショーだった。
ガチなマジシャンによるトランプマジックを間近で見たのは初めてで
すがすがしいほどに皆で騙されまくった。
雨の中、ガーランドの吊るされたカイロスハウスの中は、とても温かかった。


→ 雨がもたらした旅 2

 
Trackback(-) comment (0) | 旅行記・散歩記
2017/10/26 (木) 22:48:36

歌う人

一時期、カネコアヤノさんの歌・曲がずっと頭の中で流れていて
ライブを観てみたくて9月にようやくそれ実現した。
衝撃的によかったのであるが。
ずっと欲しいと思っていたものをようやく手にしたら、それからあまり使わなかったり読まなかったり、録画した番組をずーっと観ないままでいたりということがあるように
念願のライブを観たら脳内ループもおさまるもんかなと思っていた。
(困るもんではないし、むしろ良いんだけど)
ところがライブを観たら彼女のとりこになってしまい
脳内ループはおさまるどころかその後も一週間近くは彼女の歌が片隅に、一日一回以上は必ず再生されていたのだった。


私は彼女を観たときに、彼女は歌う生き物だと思った。
偉そうな言い方をしてしまうと、歌うために誕生した生物のように見えた。
もちろん、人間の生活をしているの前提でこういった歌ができているんだってのも承知で。

同じ日に、折坂悠太くんも観たけれど
彼にもそれを感じた。

この日に私の中で
歌う人のことを「この方は歌う生物か、歌うこともある生物か」という見方で観る考えが生まれた。
(その後、はじめからそういう目でライブをみるようになったわけではないが)
うまいへたの判断じゃないし、優劣を判断するものでもない。
自分が大好きなミュージシャンを思い浮かべても、後者の人はいる。
まぁただ歌う生物には憧れる。
私は、後者のタイプだと思った。







昨日、みんなやけに遠藤賢司のことを話題にしているなぁ、と思ったら
人生から旅立たれたという事実を知った。
びっくりしてから、「そうか、悲しいな。仕方がないな。」ぐらいでフムと冷静になっていたけれど
ふつふつと、数年前に梅小路公園の京都音楽博覧会で観たエンケンの模様を思い出していた。
だだっ広いステージに一人立つエンケンは
レスポールの音をボーボーに歪ませ、
それを弾きながらドラムを叩いて歌っていた。
一人の人間が歌を歌って楽器を演奏しているというよりは
一人の人間から音を鳴らしているようなそんなパフォーマンスだった。
そのときのライブの空気感や、
機関車館に展示されている機関車の汽笛が
「夜汽車のブルース」の絶妙なタイミングで鳴ったミラクルも
忘れられない。
もしかしたら、彼こそ私が初めて観た、「歌う生物」だったのかなぁと思う。


一度しか観ていないし、
CDを一枚は持っているけれど日常的には聞いてこなかったし、
あまり自分の心の中には彼はいないのだと思っていた。
そういう、ちょっと遠い人だからそんなに悲しみを引きずることはないのだろうと思っていたが
今日になっても朝食を食べながらさめざめ泣いていた。
悲しんでもいいのだと思いながら泣いたり食べたりした。
思ったよりショックだ。
「思ったより」っていうのが、頭と心はやっぱり別なんだなぁ。
もうなんか、たぶん、何年も前のあの一度のパフォーマンスで我々観客はなにか愛をもらっていたのかもしれない。
とても背中の大きい音楽家が、世界からいなくなってしまったよ。


そんなわけで昨日いろいろ思って
行くかどうか迷っていたコーネリアスのチケットまだ買えるかな…と調べたら
もうチケットは売り切れていた。
今頃スタジオコーストはバキバキに熱いかな、
遠征の支度もしなくちゃあな、と思いながら
そういう夜です。


 
Trackback(-) comment (0) | 音楽
2017/10/21 (土) 02:53:35

調整

港区。
髪を切った。やっぱり私は短い方がいいな。
あと、3ヶ月ぶりくらいに髪を切ったわけだけど、やっぱり整ってると気持ちが良い。
単純に、その状態を定期的に保つことをしたいと改めて思った。


電車で乗り過ごしたりしながら、区役所に出向いて期日前投票してきた。
こんなに並んでいたっけか。
いつもより混んでいるように感じた。
私は、区役所の食堂を利用したいためにここへ足を運んだ。
ちょうど投票所の近くに食堂の看板があって、
目的を持っていなくても自然と人々は吸い込まれてしまいそうだ。
食堂には、一人族、じさまばさま、お子さん連れ、会社員、さまざまな人で席が埋まっていた。


友達にプレゼントを買う。
自分もほしいくらいの物だった。
プレゼントを買うときってその人のことをすごく考える。
こないだ、私はたくさんプレゼントをもらった。
なんか改めて、人々にそんな時間があったのだと思うとありがたい。


洋服屋をチラ見したら
整った髪型に帽子を試着させていた。
気に入って、珍しく帽子を買った。
これは私へのプレゼントである。

 
Trackback(-) comment (0) | 日常
2017/10/21 (土) 02:45:27

COLORS

BECKの新作、『COLORS』を聴いている。
みんなストリーミングサービスとかでダウンロードして手に入れてたけど、私はCDをげっとした。
自分で買ったものではなく、頂いたものだ。
ヨッシャ!!!
中身の音も心躍るものだが、まず物としての価値がとても輝かしい。
ジャケットもかっこいいけれど
歌詞冊子のページをめくるたび、デザインのこだわりに、絵本をめくるみたいに驚く。楽しい。
やはり物として手にとるのは良いなあ。


こないだ私は誕生日を迎えた。
ヨッシャ!!!!
前日には、私と誕生日の近い武井さんの企画でライブを決行した。
馴染みの喫茶SMiLEで。
転換のBGMなにかない?となり、
そういえばSt.VincentとBeckが新譜出したよね〜誰か持ってないの?となり、
SMiLEの北さんが消えたと思いきや
CD屋さんで新品のその2作を買って戻って来た。
これを、誕生日プレゼントとして
私はBeck、武井さんはSt.Vincentのアルバムをもらった。
出番前に、プレゼントをもらって嬉しいなぁ!!

「うわぁぁありがとうございます!」
「ライブ良くなかったら、それ返してね。ほんとに」
「えっ」

という経緯もあり私は懸命に歌いました。
それはいつものことなのですが、このときばかりは
BeckのCDを取り上げられるかどうかがかかっており
そしてライブが良かったか良くなかったかを判断されるという緊張の糸が、
ずっと強く細く張られていたのです。
なんか、これは良いライブだっただろうと自分で判断したため、
出番が終わったあとはそのCDを何も言わずギターケースに速やかに仕舞いました。


HeatMiserのアコースティックバージョンはめちゃくちゃ良かったな。
この夜、一番よかった。
英詞となると歌詞を意識しない私が、このときは歌詞を聴く耳になった。
どこかの国の曇天や、大きな海が見えるようです。
磯尾ちゃんに
「『めがねの彼』と『HOTEL KIP』が好きだな。」
と伝えた。なんか音が好きで。
「どっちも、ラブソングです。」
歌詞の意味まではちゃんと味わってなかった。
私は磯尾ちゃんの作るラブソングが心に触れるらしい。

たけとんぼのひらまつくんと、磯尾ちゃんと、SPIROの武井さんと
6月くらいにゴールデン街で飲んでるときに
この企画をやろうって話をした。
ときはあっという間に経つ。
とうとう私は28歳を卒業した。
たくさんの人から祝いの気持ちやプレゼントをもらって、嬉しかった。
ありがとう。
Beckを聴きながら、音楽性は違えど
これから面白いこといろいろ出来たらなと思ってる。
Trackback(-) comment (0) | クララズ
お茶、散歩、読書、メモ