2017/03/22 (水) 23:02:01

ミュシャ展

妹とミュシャ展に行った。

新国立美術館では、草間彌生展とアルフォンスミュシャ展、どっちも混雑必須の超人気展が開催されとる。
駅を降りたときに草間彌生展のポスターを見て、正直そっちに行きたくなってしまった。
午前なのにチケットの列が猛烈に長くて驚いた。
「ミュシャ展のチケットもこの列でいいんですか?」と係の人に尋ねると
「はい、そうですね。…この反対側にある向こうのチケットカウンターの方が列が短くて早いと思います」という情報をくれた。
妹と「どうする?そっちに行くか」と相談しているうちにもう、周りでその話を聞いていた人たちが先に向こう側のチケットカウンターへ移動しはじめた。笑


草間彌生の作品が美術館の外にまではみ出ていた。
(木を登る水玉や、黄色いカボチャ)
それは、美術館が目的でない人でも、その近くを通るだけで作品を眺めることができる。
彼女の、魂の注ぎ込み方というか発信したい気持ちの強さを感じた。
これは、作者が生きていないと、なかなか有り得ないことじゃないかな。
あと草間彌生展へ行く人々のチケットがちらちら見えたけど、水玉で可愛かった。
やっぱり行きたくなった。


しかしミュシャ展に行った。
4年ぐらい前にも行ったけど今回はプラハの美術館から初めて日本にやってきた作品がボンボン並んでいた。
高さ8mくらいある絵画は圧巻のサイズだった。
明暗がすごい。やっぱり絵は写真よりも立体的に見える。
図録や印刷されたものではその光は伝わらないだろう。
それだけでなく、鉛筆の跡も残る下絵や、ミュシャデザインの紙幣まで展示されていた。
激動の時代を生き抜いたことが作品から伝わったが
当時のスラヴをはじめとした世界情勢、歴史的な背景を知った上でみたほうが
感じ方の深みが間違いなく増すだろうと思う。
もちろん、ミュシャに限らず…
そのへんは音声ガイドや解説を眺めたりすれば多少はわかるとは思うが、あまりの人の多さに自由なペースで動けず
とにかく作品そのものを見てなにか感じるだけでいいやと思った。
後半は、感じる余裕すらなくなっていた。
しかしながら本当に貴重なものを見ることができた。


良い展示はすごく人気だ。
だから、人が多く集まる。まあ広告も多く出されているけれど…
けど、人が多いのは気になる。どうすれば、ゆっくり作品と対峙できるだろう。
直島の地中美術館に行ったときに、入り口に人はいっぱい居たはずなのに
モネの睡蓮だけが展示されたスペースに
ひとときでも、たった一人で観賞できたことがある。
あれは本当に特別な時間だったなぁと思う。

 
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2015/03/09 (月) 03:23:10

川島小鳥『明星』写真展


褪色的彩虹/草莓救星



渋谷パルコにて。

ひとみちゃんに、誘われるがままついてった。
川島小鳥作品は、ものすごい形相で何かを食べている子ども(未来ちゃん)の写真しか知らず、
あぁあの有名な人の写真展か〜面白そうだなぁ
と思いながら。


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もう入り口から、青春ポップな世界が待っている予感がしてしまう。
展示スペースに入ると、その予感は裏切られることなく。
生活やら色彩やらがはじけていた。
台湾で撮影された数百、数千枚と撮ったであろう写真の中から選ばれた
その一枚一枚からは、
日常にはこんな美しく滑稽な素晴らしい瞬間が紛れている!という事実を教えられるようだった。


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展示の仕方も工夫されていて、
ちょっとした仕掛けみたいになってていちいち驚いた。
撮影おっけーなので、
大きな穴から何かを撮影している女性のカメラの中に自分が入ってしまいそうになり、「あっすいません」「すいません!」というコミュニケーションも発生。
それも、また面白い。


穴から顔を出して2人で自撮りしようとすると
「撮りましょうか?」と声がかかった。
さっきの、「すいません」のやりとりした方だ!
2テイクぐらい撮ってもらったあと、
穴から抜け出すと、女性は連れの男性と来ていることがわかった。
今度はひとみちゃんが、そのご夫婦の写真を撮る。

「どうやって撮りますか?」
「えー、おまかせします」
「じゃあ、さっきの私たちみたいな感じで(笑)」


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ああ、なんて微笑ましい光景なんだ!!


「結婚18年目なんですよ〜」という雰囲気の似通ったご夫婦、
とても話しやすい方たちで、
ちょっとしたコミュニケーションが発生。

作品内容が素晴らしかったのはもちろん、
作品以外のことでもこちらが笑顔になってしまうような会場の作りも素晴らしい。
想像以上に、「良かった」っていうか、
「楽しかった」!

そしてこの展示にくる元の機会をくださった
知り合いとも、再会…!
私は一度しか会ったことがなかったけど、再び会えたときすごく嬉しくなった。
ほんとに感謝です。



実は、すばらしすぎて、
次の日も渋谷に用が会ったので
また観に行ってしまった。テヘペレ
2度目だからか、一人だからか、また違った感覚を味わえた。
台湾への興味が、もっと湧いた。
台湾へ行ったことがないのに、「好きな国は台湾です!」と述べてしまいそうな気がする。


15日まで展示やってるからまだ間に合いますよ。

 ちなみに私も15日に同じ街の喫茶SMiLEでライブしますんで、こちらも余裕で間に合いますのよ。

 
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2014/11/06 (木) 20:27:15

DISCOVER JAPAN


Kaze wo Atsumete/Priscilla Ahn



東京ステーションギャラリーへ。
『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい』


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国鉄の時代、
1970年からはじまった、国内旅行客を増やすための大きなキャンペーン「DISCOVER JAPAN」。
そこで使われたポスター・記事・雑誌・記念切符・映像とかが展示内容となっている。


それまでの観光ポスターは
例えば京都だったら金閣寺、広島だったら厳島神社なんかの写真をバーンと使って「THE 京都」「THE 広島」感を出していたのだろうけれど
ディスカバージャパンのポスターは
撮ったスポットがわかるような写真は避けて
わざとブレさせたもの・ぼかしたものが多い。
そうすることで、
”どこか遠くの場所”を連想させるようにしていた。
絵葉書っぽさからの脱却。
(都会的な)若い女性×(都会とはかけ離れた)景色、を組み合わせたのも新しい。
主役は観光地ではなく、旅人の心であることを思わせる。


それぞれの写真のポストカードが売っていれば
危うくホイホイ買っているところだった。


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▲an an の表紙。今見ても充分かっこいい。





「モーレツからビューティフルへ」
「地球は青かった。でも丸かったかしらん」(ポスター)
「ネェネェいかす男どもが夜中の3時でもウロウロ歩いているところなの。〜」(雑誌アンアンの記事)
70年代、まだ私が生まれていない時代でありこれらのフレーズというか言い回しというか斬新な響きで、思わずメモってしまった。


ステーションギャラリー、展示数が多すぎなくていつも丁度良い。
施設内で、建設当時の煉瓦を見れるのも面白い。
ちなみにディスカバーの展示は11/9で終了しました。


 
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クララズによる自由研究、日誌