2017/06/20 (火) 04:02:17

渋谷の居場所

渋谷駅からちょっと歩いた、宮下公園の近くはとってもお洒落な通り。
友達がやってくるまで、きれいなビルに入って本屋に入っときゃ時間をつぶせるだろうと思っていたが、意外にそこはごちゃっとしていて落ち着かなかった。
棚ごとにつけられたテレビモニターには映画化した作品の映像が流れていて、その下に原作となった漫画や本が展開されており、情報が多すぎる。
もっとこのビルに相応しい本屋があるのではないかなぁと余計なことを思う。
外にある椅子に座って落ち着いた頃、友達がやってきた。

「お洒落な人しか歩いてないよ。」
「このあたりは、普通の形の建物を建ててはいけない決まりがあるかのようだね。」

的確な感想であった。

ガツンと来たのは、明治通からキャッとストリートにかけてのところに新しく出来た商業施設だった。
ここも洒落た店しか入っていないだろう。
その中のひとつのカフェは、広い空間に最低限のものを配置しているという感じで
まさに洗練の極みだった。
扉の前に立つと、ガラス越しにホールスタッフの女性がこちらを向いてニッコリする。
親切に店の外に設置されているメニューを覗く。

・本日のパスタ 1200円
・貧乏人のパスタ 900円

貧乏人のパスタ。
貧乏人のパスタ…!
なんて潔い商品名なんだ!
明らかに、このお店は渋谷の良い立地に立つお洒落なカフェであることをわかっていて、それをあえてメニューに載せている。「バカにされている」感をむしろ感じないのはなぜだろう。
この環境で、自分がお洒落であることとか、多少カネがあるとかのプライドを、簡単に捨てることができる。
貧乏人パスタを恥ずかしげもなく、しれっと注文することが良しとされるような気がした。

「貧乏人パスタお願いします。」
「かしこまりました。…貧乏人お願いしまーす。」
「貧乏人。」
「…お待たせ致しました、貧乏人パスタでございます。」

こんな流れになるんだろうか。
で、ここまで気になっておいて、私たちゃ結局このカフェには入らなかった。


なんだかやっぱり夜のキャットストリートは、私にとって怖さ虚しさすら感じるお洒落さだ…
表参道と同じで、19時を過ぎればひとけもまばら。
お店もあるっちゃあるのに、なぜか早く帰らなきゃいけないような気持ちになる。
友達に、バーガーの店やら色々案内してもらったが
行き着いたのは、バ〜ミヤンだったのだ。
渋谷で待ち合わせておいて、冒険しないでバ〜ミヤンだって?
もう私はそんなことより、この安心感が勝ったよ。
扉を開ければ、馴染みのあるファミリーレストランの香り。
メニューを開けば、わかりやすい写真、さっき眺めてきたいくつものメニューよりもはるかに手軽なお値段、何よりも食欲をそそるアジアンフードたち。
今日は真剣10代しゃべり場が出来ればそれでよい。
ちなみに誰も10代ではないが。
ただでさえ食べるのが遅い私は、しゃべっているうちに麺がどんどんのびていった。
味噌ラーメン美味しかったなあ。

店を出たら、もう外はすっかり寒くなっていた。
いま、6月ですよね。。
6月ってまだ寒いんすよね。
ところで、宮下公園、すごい工事してたけど、何してるんだろう。
渋谷駅の前も、でっかいビルを2つぐらい作ってるところだった。

 
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