2017/10/11 (水) 03:15:11

代々木リゾート

10月8日
代々木というリゾート地でライブ。
駅を降りてすぐにギターの音が聞こえた。どこの路上ミュージシャンかと思ったら
特設ステージのセットされた野外ライブだった。
ここを通り過ぎるミュージシャンの多くがステージに乱入することを想像したのではないだろうか。
少なくとも私はそうだった。
想像だけです。


実は数週間前に、友達にフライングVを貸してもらって、使っているところ。
フライングVって何??という方、
漫画とかで見たことあるかもしれないけど
なんかあの尖ったギターです。
憧れのフライングV、ギブソン、しかも、アーム付き…
このギターを大勢の前でお披露目するときがついに来た。
ライブハウスのサウンドチェックで楽器を剥き出しにするなり、ざわめきが起きた。

「あれっ、クララおまえ」
「なんだそれ!」

リハーサルをしているだけで、クラスの人気者みたいになった。
ギターってすごいなぁ。



空き時間に、気になっていた駅近くのヴィンテージビルヂングに行ってみた。
その上の階に書店があるっていう噂を聞いたもんだから
面白そうすぎて一人でササッと足を運んだ。
めっちゃ通ったことある道だったのに今まで気づかなかった。
カラフルに光るドコモのタワーがそびえる手前に、重い年季を感じる大きな建物が堂々と建っている。
すごいコントラストだった。
たまには、上とか全体を眺めて歩くことも大事だな。

階段を登っていくと踊り場に、いまは営業していないであろう小料理屋の看板が並んでいて、
なんかドラマやネットで見たことある昭和のビルって感じがした。
一般の人が登れる最上階に書店はあった。
ここで私は店主に激しく怒られて、後退りしてビルを出た。
それまで興奮して楽しんでいた気持ちの火に水をバシィっと浴びせられたような気分で、
「どうして本番前にこんな目に遭ってしまったのだ…」とだいぶ凹んだ状態でライブハウスに戻った。
これについての背景は、
まぁ今度詳しく書かせてください、忘れた頃に。


溜め息まじりに再び地下へ潜るなり、
大阪からお越しのお客さんに会い、誕生日プレゼントを頂いた。
半年以上前くらいに私が知り合いのライブに遊び行ったときに知り合った方で、
その一度しかお会いしていなかったのに、少し遠く離れた地で私の存在があったようで嬉しかった。


クララズ4人で、トップバッターをつとめた。
少し凹んでいた気持ちは変わらなかったが
それに抗いたかった。
ふと我に返るとアンサンブルからはみ出してそうな気がして
慌ててドラムの生の音を聞くのだった。
でも、好きずきやっていても、約束のリズムの場所に音を置けるようなそういうメンバーだった。
ということに気づいた。


思いのほか、悪くない、むしろ良い演奏だったみたい。
褒めてくれる人々がいた。
私を励まそうとしてるんでもなんでもない、純粋な感想だった。
なんだ、そうなのか。よかった。


今日の共演者は、メインもサブステージもみんなよかった。
yoji & his ghost band初めてライブ観てめっちゃ好みだったんだけど
終わったあとyojiさんには、
ライブの感想を言うのも忘れ、あのビルヂングについての話を掘り下げるばかりだった。


憧れの人とお話することもできた。
私、恥ずかしいことしてないかなぁ。
覚えてもらえていればそれでいい。


明日は正午からリハーサルがあるし、地下を出たら絶対終電で帰ろうと思っていた。
だけど、京都からはるばる来たシライリゾートオーケストラと飲みに行くとなったら
足取りは軽快に、某居酒屋チェーンに流れていた。
カラオケ付きの大きな個室だった。
最初はみんなで飲み食いしていたのに、誰かがハウンドドッグをスタートしはじめ、
個室の中はボワボワとした歌声に包まれ
私も悪ノリで歌っていた。


半端な時間に解散して、
始発まで数人で、スタジオに入った。
一日のうち、どんだけ音を鳴らすんだ!笑
私が借りたフライングVの試奏会。
延々と音を出し、残り30分で私は撃沈。
わけわからないまま、スタッフの方が片付けにスタジオに入ってきて
そそくさ出て、電車に乗った。
空がまだ藍色だったのに、乗り換え駅についたら、白に近い水色になっていた。
なんだ、ずっと見ていればよかった。
めっちゃ疲れたけど朝が美しいと思った。
シライリゾート、また来て。もしくは、行きます。

 
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