2017/12/12 (火) 03:30:11

一人でコンサート

12月10日


この一年ほど自分や人の歌い方について考えた年はない。
来年以降、もっと考えると思う。
西東京市にあるノラバーでの生うたコンサートは今回で2回目だった。
このバーでは、マイクを使わない生音でのライブ。
出演者も、一夜に数組出演じゃなくて、一組だけ。
今年はノラバーに出演することにより、
ワンマンライブというのを実現することができた。
どれだけ、日曜の一夜の時間を割いて来たお客さんをどんな気持ちにさせるか試される場所だなぁ、という気持ちでいつも歌う場所に立っている。
まぁそんな堅苦しいこと言ったら今後聞き手が緊張してしまうな。
振り向きたいときに振り向いてくれたら良いんす!
私はただここに立って歌っているだけ、という意識もある。


ライブをしたのも11月中旬以来になるが、
それからノラバーの日までに、あるライブを観に行った。
とても才能のある方である。
YouTubeとか、バンドの形態で今まで観たことはあった。
そのときに観た弾き語りのライブは、今まで私が観た中で、素晴らしかった。弾き語りが良いと思った。
「歌い手として、こうでありたい…」と思うほどだった。
自分の歌い方というのか、根本的にそれ以前の生き方の姿勢というのか、そういうのから見つめ直したくなった。
もちろん、その人の歌い方や生き方や態度を真似るわけではない。
ライブを観た余韻が残った翌日に自宅で歌ってみたら、なんだか自分の中身が一番出ている歌になっていた。
この感じでいつもやりたいと思って録音したけど
日が進むにつれ歌はもと通り、簡単に根付くものではなかった。


サラッと話し出すように歌いたい。
ノラバーに向かう電車の中も(夕暮れが結構きれいだった)、リハーサルでも、ギリギリまでそんなことを考えていたけれど
本番の時間という魔法がかかると
きっと普段の自分の姿勢だとか人となりが意識せずとも出て来てしまうのである。
自宅で録音した、一度きりのあの感じは出せるはずがないのである。
だから良くなかったというわけじゃなくて、
12月10日のクララズは、そういう感じだった、という話。

新しい曲、初期の曲、いろいろやった。
昔「この曲はあまり上手く歌えないな」という理由で倉庫に眠らせていた曲も、
いま引っ張り出してみたら非常に歌い心地が良いものだった。
洋服と違って、歌は場所をとらない。
だからそのときにしか出てこないものをじゃんじゃん作るべきだなあ!


まるごと聴いて下さったみなさま、ノラさん、私は良い時間を過ごせました。ありがとうございました。
ノラバーでは歌ったあとにご飯やお酒を楽しんで
なんだかんだカウンターで色んな話をしている。
そうやって何気なく積み重ねた時間が、店を出て駅まで歩く頃に、
良いお土産になっていることに気づく。
1回目に出演したときは、初めての出演だったからこんな特別な気持ちを持ったのかな、と思ったけど、
今回だって同じようなお土産を持ち帰っている。
ここはそういう場所なんだということがわかった。

クララズはアコギを滅多に弾かないけど、ノラバーでは弾きます。
で、滅多に弾かないだけに至らない点もあるのだけど、
ノラバーでのクララズも結構良いと思います。
気が向いたらまた来て下さい。


 -曲目-

 Amairo
 夜の歌
 半月
 way up there
 東京湾
 台風18号
 12月の海
 大人になったら
 リバー
 ソフトクリーム
 スーパーニューソング
 車窓
 話

 
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