2018/08/31 (金) 16:00:42

太鼓の音が聞こえる

8月29日


「クララさん、甲子園、行けた…?」
「行けました。おかげさまで。」
「お〜、入場出来た?」
「入場…できましたね。」
「すげ〜っ。ええっ。チケットあったんだ。」
「買えただけで優勝した気分ですよ。バスで着いて即行甲子園行きました。でもやっぱりその後売り切れたみたいで。」
「あぁそうなんだ〜。」
「すごいですよ、入場してから試合開始まで6時間もあって。」
「えぇ!?再入場できないの。」
「一回入ったら出られませんね。」
「暑いんじゃないの。」
「あでも、売店コーナーが比較的涼しいので、ずっとそこに居ました。不思議なんですけど、時間つぶしのために本とか持ってきたんですけどね、疲れてなんもできませんでした。」
「そうだよね。」
「も、どうやって時間つぶしてたか覚えてないです。でもねぇ、そこに居るたけで、すごく楽しいんですよ。」
「ディズニーランドに来た人みたいな。」
「…なのかな?うん、そうかも。」


そうなんだよ。そこに居るだけで、楽しいと思う不思議な場所なんだよ。


「なんか球場に面白いものなかったの。UFOキャッチャーとか。」
「UFOキャッチャー!?」
「暇つぶしできる、ゲーセンとか。」
「ないっすよ!そんなもん。東京ドームじゃないんだから。」


東京ドームにあるかすら知らない。今考えると、球場内には絶対ない。


「たとえば…太鼓の達人とかさ。」
「太鼓の達人…!!」
「甲子園の応援歌しか入ってないやつ。」
「あ〜いいですねぇ!応援歌トップ10とか!」
「栄冠よ君に輝くぐらいだったら、私でもできるよ。」
「て〜れ〜 れ〜れ〜れ〜〜れ〜 て〜れ〜れれ〜れ〜れ〜〜 ドゴドゴドゴドゴドゴ!!!」
「そうそう。」
「いいな、あったら!利益出そうなのに。」
「ね。でも神聖な甲子園にゲーセンなんて入らないね。」


そのあと、自分の頭の中で、
「栄冠よ君に輝く」の太鼓の達人バージョンが(実在しないけど)頭の中にずっと流れていた。
ゆったりとしたテンポで、キッズでもついて行けるだろう。
この会話の中で、「甲子園はやっぱり特別な場所です。」と、何度言ったかわからない。

 
Trackback(-) comment (0) | 日常
comment
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
クララズによる自由研究、日誌